はにかむような柔和な微笑みからはまったく想像できない、時にハッと観客に固唾を呑ませるほど、ほとばしる官能。『舞踏』ダンサー、マッダレーナ・ガーナにローマのアンダーグラウンド文化の現状を語っていただきました。 Continue reading
Category Archives: Cultura
G.KawamuraとPignetoにて
Pignetoーピニェート、といえば、ここ数年の間に一気に勢いづくローマのインディな音楽シーンのセンターとして、途端に人気が高まった地域です。 Continue reading
『鉛の時代』ローマ’70を変えたニコリーニ
現在のローマの文化の有り様を語るとき、レナート・ニコリーニは絶対に無視してはならない存在であり、今でもさまざまな場所で、その名が語られます。その後のローマのアンダーグラウンド文化のみならず、メインカルチャーの有り様をも決定づけることとなったEstate Romana(ローマの夏)の発案者、そして総指揮をとったレナート・ニコリーニ氏と、晩年仕事をしていたG・ラバンダ氏に、その人柄の魅力、当時のローマを語っていただきました。 Continue reading
Sacro Gra Ⅲ 批評: rif.
Sacro Gra Ⅱ 映画ができるまで
「Sacro Gra」には、内部に巣くい、何十年もかけて育った棕櫚の樹を、一気に食い尽くしてしまう昆虫、Punteruolo Rosso。その虫から棕櫚を救うために研究を続ける、アルケミストのような市井の学者が、虫を手に、淡々とひとりで語るシーンがあります。 Continue reading
Sacro Gra Ⅰ 聖なるローマ環状線
2013年のヴェネチア、ビエンナーレで金獅子賞を獲得した、「Sacro Gra」。詩的で、映像コンセプトも登場人物も練りに練られたジャンフランコ・ロージ監督のドキュメンタリーが、ベルナルド・ベルトルッチを審査委員長とした、第70回ビエンナーレでLione d’oroを穫ったことは、感慨深くもありました。 Continue reading
Teatro Valle 情熱のゆくえ
そういうわけで、マテオ・レンツィ首相は、ヴァッレ劇場の文化モデルは認可できないと就任そうそう発表したわけですが、その発言に関するヴァッレの占拠者たちの反応を、 La Repubblica紙が取材しているので、その記事を参考に、以下にまとめておきたいと思います。
占拠が終わるとき
2014年は、カウンターカルチャー支持者にとって、あまり嬉しくないニュースが続いたことを記憶にとどめておかなければなりません。
100% テアトロ・ヴァッレ
占拠ちゅうのヴァッレ劇場では、毎日さまざまな演目、カンファレンス、ワークショップ、コンサートが行われ、Youtubeにも多くのVideoが上がっています。そのうちのいくつかを、ここで共有してみたいと思います。
Teatro Valle Occupato
ヴァッレ劇場の占拠ちゅう、占拠をしているアーティストたちは WEBサイトを作り、占拠の経過、その週の演目や公演会、カンファレンスの予定などを掲載していました。