Salvatore Pulvirentiは、彼の描く絵のインパクトもさることながら、その飄々とした風情、柔らかい物腰と常に紳士的な振る舞いに、いつもほっとさせられる画家です。ここ数年、制作を停止、沈黙していたそのサルヴァトーレ・プルヴィレンティの展覧会が、久しぶりにbibliotheで開かれ、展示された作品を観た途端にあっと驚区ことになりました。魔術的な色彩が踊るプルヴィレンティ・スタイルからは想像できない、「空」をも感じさせる「墨絵」が壁の一面を覆っていたからです。 Continue reading