2014年から5年間に渡り、女性アーティストたちを含めるアートに関わる女性美術評論家、作家、キュレーター、哲学者、学者たちが参加する『FEMME』が、リサーチ/フィールドワークという形でたびたびイベントやミーティングを開いています。今年の3月には、ローマ市営美術館 MACRO ASILOを舞台に、彼女たちの今までのリサーチと考察をまとめた一冊の本、ARTE [EVENTUALMENTE] FEMMINILE (場合によってはフェミニンなアート)のプレゼンテーションを開催。アートにおけるジェンダーの常識を覆す野心的なアプローチで、揺るぎない存在感と未来への指針を示しました。その中心人物であるローマのアーティスト、ヴェロニカ・モンタニーノと美術評論家であり、作家のアンナ・マリア・パンツェーラにじっくり話を伺います(タイトルの写真はヴェロニカ・モンタニーノの最新作 『CIRCUS NATURAE(自然の巡り)』)。 Continue reading