Category Archives: Deep Roma

踊るジプシーと作家Vania Mancini

ジプシーの人々ーここでは、そもそもの彼らの民族の名『ロム(Rom)』と呼ぶことにします。『盗み』『物乞い』というネガティブイメージがあまりに根強く、社会から顧みられることのないロムの人々、子供たちが、これ以上社会から排斥されないよう、地域の学校と協力、ロムと社会の間に接点を見出す活動に 20年近く関わり、 彼らと交流しながらその状況を書き続ける作家ヴァニア・マンチーニに、さまざまな話を聞いてみました。

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永遠のP.P.パソリーニ

日本では、もはやマニア、あるいは研究者以外には、あまり語られることのないピエール・パオロ・パソリーニですが、イタリアにおけるここ数年の、特に若い人々の間でのパソリーニ人気の高まりには目を見張るものがあります。今年2015年、彼がオースティアの沿岸、水上機停泊地で惨殺されて40年を迎えた11月2日の命日、ローマはもちろんイタリア各地でパソリーニ関連のイベントが開かれ、新聞、TVのマスメディアも大きく特集を組みました。 Continue reading

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PARIS

今朝、エレベーターで一緒になった階下に住むイタリア人紳士は「悲しい、恐ろしいことだ。しかしこれは欧米がやってきたことへの報いかもしれないじゃないか。われわれはこの状況、何が起こっても今まで通り普通に生きるしかない。いや、普通に生きる努力をしなくちゃいけない。じゃあ、また。今日もいい一日を」と達観した表情で早口で言うと、足早に仕事へと出かけて行きました。(写真 アンリ・カルティエ・ブレッソン)
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芸術家Diego Mazzoniとフラミニオで

街を散歩するにはちょうど気持ちよい季節。画家、そしてミュージシャンでもあるDiego Mazzoniと一緒にフラミニオ地区を歩いてみました。というのも彼に会うたび、その繊細で、ちょっとマジカルな視点に、なるほど、このようにローマに接するともっと多くのことが見えてくる、とおおいに学ぶことがあるからです。また、子供のころ、『鉛の時代』をライブに過ごした彼の記憶から、街角に充満していたその時代の空気を、多少とはいえ、窺い知ることもできました。 Continue reading

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Leaと行くヴェネチア・ビエンナーレ

2日間という短い時間でしたが、ローマを離れ、ジュネーブ在住のイタロフランセ(仏伊国籍を持つ)のアーティスト、Lea Tania Lo Ciceroとヴェネチア・ビエンナーレに行きました。ビエンナーレのあり方については、多少クリティックな気持ちもなくはない、のですが、それでも2年に1度のお祭り、世界各国から集まったアートのラビリントで迷う『非日常』はなかなか得難い体験です。 Continue reading

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米国最悪の冤罪事件と『鉛の時代』

ご承知の通り、イタリアも日本と同様、第二次世界大戦の敗戦国です。しかし同じ敗戦国であっても、世界でも10本の指に入る武器産出国であったり、NATOの一員であったりと諸々の状況は大きく異なる。もちろんイタリアはEU連合の一国ですから地政学的な相違が大きいのですが、米伊の関係に関しては、1800年代後半からのイタリア移民に端を発する両国の愛憎が影響しているように思います。(絵 Ben Shahn : Vanzetti e Sacco) Continue reading

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サピエンツァの大学生 Giulia Lisari

ここしばらく、アンダーグラウンド・ワールドの、どちらかというとコアな人物へのインタビューが続いたので、若いお嬢さんともお話ししてみよう、と最近知り合った大学生にインタビューをリクエスト。今年の9月から大学生になったばかりのジュリアに、ローマの若い世代は毎日どんなことを思いながら過ごしているか、日常を尋ねてみました。 Continue reading

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占拠『鉛の時代』から2015: A Space Odyssey

イタリア人を含める30カ国以上の国籍、130世帯もの家族が占拠している巨大な建造物があることを知ったのは、映画監督パオロ・グラッシーニとの雑談からでした。「大がかりな『占拠』だよ。週末は地下にあるチェントロ・ソチャーレ(反議会政治グループによる占拠文化スペース)で、レゲエだの、テクノだの夜通しパーティをやっていることもある」 Continue reading

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ジャーナリスト 受難

現在のイタリアのジャーナリズムには、禁忌となるテーマが、ほぼ、存在しないのではないか、という印象を持っています。闇のなかに埋もれ語られずにいた『不都合な真実』に光をあて、徹底的に暴き尽くし分析する、なかなか気骨のあるジャーナリストがイタリアには多くいて、国じゅうが大騒ぎになることも少なくありません。 Continue reading

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テアトロ・ヴァッレ 役者Mario Migliucci

このサイトの初頭あたりで『占拠』の例として紹介した、イタリアだけでなく海外においても、新しい文化モデルのひとつとして大きな評価を受けたテアトロ・ヴァッレ・オクパート。2014年8月に『占拠』が解消した現在も、メンバーたちは次なるアクションを模索している最中です。 Continue reading

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