Category Archives: Deep Roma

米国最悪の冤罪事件と『鉛の時代』

ご承知の通り、イタリアも日本と同様、第二次世界大戦の敗戦国です。しかし同じ敗戦国であっても、世界でも10本の指に入る武器産出国であったり、NATOの一員であったりと諸々の状況は大きく異なる。もちろんイタリアはEU連合の一国ですから地政学的な相違が大きいのですが、米伊の関係に関しては、1800年代後半からのイタリア移民に端を発する両国の愛憎が影響しているように思います。(絵 Ben Shahn : Vanzetti e Sacco) Continue reading

Published by:

サピエンツァの大学生 Giulia Lisari

ここしばらく、アンダーグラウンド・ワールドの、どちらかというとコアな人物へのインタビューが続いたので、若いお嬢さんともお話ししてみよう、と最近知り合った大学生にインタビューをリクエスト。今年の9月から大学生になったばかりのジュリアに、ローマの若い世代は毎日どんなことを思いながら過ごしているか、日常を尋ねてみました。 Continue reading

Published by:

占拠『鉛の時代』から2015: A Space Odyssey

イタリア人を含める30カ国以上の国籍、130世帯もの家族が占拠している巨大な建造物があることを知ったのは、映画監督パオロ・グラッシーニとの雑談からでした。「大がかりな『占拠』だよ。週末は地下にあるチェントロ・ソチャーレ(反議会政治グループによる占拠文化スペース)で、レゲエだの、テクノだの夜通しパーティをやっていることもある」 Continue reading

Published by:

ジャーナリスト 受難

現在のイタリアのジャーナリズムには、禁忌となるテーマが、ほぼ、存在しないのではないか、という印象を持っています。闇のなかに埋もれ語られずにいた『不都合な真実』に光をあて、徹底的に暴き尽くし分析する、なかなか気骨のあるジャーナリストがイタリアには多くいて、国じゅうが大騒ぎになることも少なくありません。 Continue reading

Published by:

テアトロ・ヴァッレ 役者Mario Migliucci

このサイトの初頭あたりで『占拠』の例として紹介した、イタリアだけでなく海外においても、新しい文化モデルのひとつとして大きな評価を受けたテアトロ・ヴァッレ・オクパート。2014年8月に『占拠』が解消した現在も、メンバーたちは次なるアクションを模索している最中です。 Continue reading

Published by:

イタリアの Anti Fascismデモ

立憲主義を蔑ろにした政治の暴走に、きっぱりと異議を主張する、いかにも2015年らしい、ヒップでパワフルなデモが、日本でも毎日のように繰り広げられる昨今、イタリアでは日常のデモ風景が、日本のあちらこちらで一気に盛り上がる様子を、わたしは頼もしく思っています。 Continue reading

Published by:

ローマの夏 Piazzaでチネマ

ローマでは毎年夏になると、あちらこちらの広場や公園でコンサートやチネマ・アペルト(オープンチネマ)が開かれ、そのイベントの数々は夏の風物詩でもあります。しかし去年あたりからローマ市財政危機のせいか、夏イベントもぐんと縮小。残念、と思っていたところ、トラステヴェレの広場で、素敵なチネマのフェスティバルが開催されました。 Continue reading

Published by: